産の森学舎は、「くらし」と「あそび」と「学び」をひとつながりで見つめ直すことから生まれた、ちいさな学校です。子ども達が多様であるように、私たちの社会や生き方が多様であるように、学ぶ場も多様であったら。自分らしくあること、自分の意見をもつこと、自分の力を発揮することへの情熱を持ち続けられる場があったら。二組の夫婦が真剣に考えカタチにしたら、こんな学校ができました。
子ども達は、海・山・川のそばにある産の森学舎で、自分の頭と心で一生懸命考え、手と足と体をしっかり動かして、友達や大人とたくさん話して笑って、一日一日をしっかり生きています。「ありのままにくらすよろこび」「ありのままにいきるちから」を日常の中で感じている子ども達は、今日も、いきいきしています。
この学び場は、「自分たちの子どもに学んでもらいたい学校が欲しい!」という思いを持った2組の夫婦がつくりました。ここでは、校舎も、お昼ご飯も、教材も、野菜も畑も、全部自分たちで作ります。「無いなら、つくろう」という気持ちから、子どもにとっても大人にとっても受け身ではない主体的な学びが生まれていきます。
畑が大好きな大人、美術が大好きな大人、もじとかずが大好きな大人、本が大好きな大人、自然が大好きな大人、音楽が大好きな大人、料理が大好きな大人……たくさんの「大人の大好き」に出会う時間があります。教える内容・知識そのものだけではなく、その大人が見ている世界、持っている情熱が伝わることを大切にしています。
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