2021年まで大阪の公立中学校で勤務しておりました。
そこで感じたのは成績によって子どもたちが判断されることへの違和感でした。
小学校で大好きだった理科を中学では
点数がとれないという理由で嫌いになっていく
いくら言葉で伝えても子どもたちには通知表という形で突きつけられる。(突きつけざるを得ない)
そうやって自分を責めてしまう子どもたちをたくさん見てきました。
本当は勉強ができるとか、できないとかは
その子を見とる一つの指標でしかないのに
受験というものに向かう中学生にはあたかもすべてかのように映っていました。
現場ではどうしようもないこのモヤモヤを晴らしたくて独立しました。
2021年秋、不登校の子どもたちと一緒に立ち上げたフォレストは
「フォレスト」という名前をつけました。
特に子どもたちが自由で自分らしくいれる時間として
Minecraftを選びました。
マイクラをやっている時間、子どもたちの頭の中はワクワクでいっぱい
「次はこんなものをつくりたい」
「あそこに冒険にいって、このアイテムをとってこよう」
そんなワクワクを中心としたオンラインの空間には
共通の趣味があるということで、すぐに打ち解け
あっという間に仲間となります。
自分自身が大学生の時にひきこもりだった経験から
オンラインでのつながりの中でも安心できる大人の存在の大切さを感じていたので、
毎回自分も一緒になってマイクラの世界に飛び込みます。
ときにはものを壊したり、とられたり
ハプニングもありますが、だからこそコミュニケーションや他者理解について学べる機会となります。
日中どこにもいくところがない
子どもがフリースクールに行きたがらない
ゲームばかりして困っている
そんなご家庭にはまずは一ヶ月の無料体験を利用してもらいたいです。
子どもたちがフォレストの時間を通して
本来の笑顔を取り戻し
なにかにチャレンジしようというエネルギーが
きっとわいてくるはずです。