福井スコーレ　インタビュー

多様な学びプロジェクト(U) 2022-12-11 とまり木インタビュー No Comment

この場所は自分の個性を大事にでき、それを伸ばせる数少ない場所です。
スコーレに通ったことで自分が好きな事を見つけることができ、それを将来の夢に直接結びつけることができました。

不登校になる前はこれといった趣味が有りませんでしたが、ここで知ったことをもっと知りたいと思うようになり、それが趣味になりました。
スコーレで学んだことは自分にとって大切な知識となりました。

福井スコーレは自分の好きな事を自分の好きなように学べる場所です。
学校のように強制される事はなく、嫌な事を聞かれることは有りません。
自分の好きな事を大切にできるので気軽に訪れてください。

最初は外に出ることが出来なかったので、子供が行くと言った時はビックリしましたが、家以外に行く場所ができたことが嬉しかったです。

福井はフリースクールがたくさんあるわけではないので、選んだわけではないのですが、ここは、”子供を受け止めてくれる場所”です。
ここは”否定しない場所”です。ここは”子供の提案を受け入れてくれる場所”です。
たまたまここでしたが、とても素晴らしい居場所です。

通わせることに不安はありませんでした。
ただ、行き始めてからも行ったり行かなかったりすることで、ここすらも行けないのか、と落ち込むことはありました。

子供をありのままに受け止めてくれたおかげで、少しづつ自分に自信がついた様子で、自分でイベントを企画したり、ボードゲームを作ってみたりと積極的に人と関わるようになりました。

自分の興味のある分野を深く学ぶようになり、将来の夢を話すようになりました。

家と学校以外の場所で同世代の人と何気ない会話をすることが、子供にとってすごく安心するんだと思います。
自分はここにいていいんだな、と思えるこの場所があって本当に親子共々助かりました。

もしお子さんが家を出ることができる状況ならば見学から始めてはどうでしょうか？
オンラインでつながることもできるので、家から出れない、というお子さんも一度相談されてみてはいかがでしょうか？

私は中学生の頃、不登校を経験しました。
その頃の私には行き場がありませんでしたが、その後フリースクールに通い始め、少しずつ前を向いて生きていけるようになりました。

そのような経験があるため、福井スコーレは、子どもが安心して、自分のペースで通えることを大切にしています。
子どもたちと一緒に楽しい時間を過ごせると嬉しいです。

最初の一歩というのは、緊張すると思います。だけど福井スコーレにいるのは、不登校経験者の子どもやスタッフたちです。
どうしたらあなたの気持ちに沿った形で一緒に時間を過ごせるのかを考えています。

あなたの好きなことや苦手なことを教えてもらって、一緒に場所を作っていきたいと思います。

・森のシンガーソングライター　山田証さん
福井スコーレの代表、小野寺さんは子ども達と同じ目線、同じ気持ちで接することができる人。
一緒にゲームをする。遊びを考える。子ども達一人一人の隣に、ちゃんと腰を下ろしてあげることのできる人。

そんな人がいる福井スコーレは、僕が行っても本当に居心地が良かった。ぜひ、いろんな大人にあの場に関わってみて欲しい。
これを読んでいるあなたにも、子ども達とあの場を作るお手伝いをしてみてほしいと思っています。

・動物アート工房animo代表　吉崎幸子さん
スコーレでのチョークアート体験ではみんな楽しそうに本音を話しながら体験してくれて嬉しかったです。
フリースクールの存在の大切さ、不登校の子供たちへ寄り添う大人と社会。課題はいっぱいですが、一つでも自分ができることをやっていけたらなと思っています。

・イリコ屋　松浦華枝さん
スコーレの理念にとても共感して、まだほんの少しですが関わらせて頂いています。
わたしも、遊びと学びの境界はなく混じり合っていて好奇心のままに行動して得ることの積み重ねが自分の世界を創ることなんじゃないかなぁと思っています。
素敵な学びの場が福井にあって本当に嬉しいです！