学びの森 インタビュー
代表 北村真也さん インタビュー
Q. この学び場に込めている思い
目の前にいる子ども達、1人1人の問いへ向き合うことを大切にしています。
以前、こんな女の子がいました。彼女には6人の兄弟がおり、いつも1人になれる空間がなく、自分1人の時間を作りたいという思いが強い子でした。
そして休み時間にいつも1人で読書をしていると、先生から「ほら、皆の輪の中に入りなさい!」と言われるようになりました。
やがて小学校高学年になるとクラスの女の子達がグループを作るようにもなり、彼女は学校での息苦しさが積み重なって不登校になったのです。
こういう子ども達と向き合っていると、「それは本当に問題なのか?」と思わされる機会が何度もあるのです。私たちの見方を変えれば、彼女には1人の時間を作る能力があるとさえ言えるのではないでしょうか。
本校では、こういった子ども達1人1人の気持ちや周囲に対して抱いている違和感等に向き合い、それぞれに合った成長や変容をサポートする豊かな学びを大切にしています。
Q. この学び場に興味がある親子へのメッセージ
子どもが学校に行かなくなると、不安でいっぱいになりますよね。
「もう将来どうなってしまうんだろう」「なんでうちの子が!?」と思い悩む方もおられると思います。
本校に通う生徒達の親御さんにも、同じような悩みを持つ方がいらっしゃいました。
ただ生徒が卒業した後、このような言葉を口にされるようになります。
「不登校になって、よかった」
不登校やひきこもりは単なる挫折ではなく、大きな成長・変容のきっかけになり得る1つのチャンスだと私たちは考えています。
学校に行かなくなったからこそ得られる、学校ではできない学びや体験があるはずです。
不登校が自由で豊かな学びの、そして新たな人生の始まりになる場所が、学びの森にはあるのです。
スタッフインタビュー①
Q. この学び場に込めている思い
僕が学びの森で大切にしていることは「まず自分が経験する」ことです。
僕は今、学びの森でゼミ形式の授業を担当しています。そこでは主に、フィールドワークや大学生との交流、地域のお祭りへの参加などの活動をしています。
目的は「外部とのつながりの中で学ぶ」こと。僕自身がその楽しさや難しさを知る中で、生徒たちと一緒に学びたいと考えるようになったからです。
積極的に外へ出ていき、色々な人や地域とのつながりをつくる。その中でまず僕が学び、それを様々な形で生徒たちと共有する。
こうしてできた外部とのつながりは、生徒たちが学ぶ機会だけでなく、次の進路を考える上でも大きな意味を持っています。
多様なものの見方・考え方に触れることを通して、生徒たちは自分の進路を切り拓いていくようになります。
Q. この学び場に興味がある親子へのメッセージ
学びの森では、入会をご希望でなくても無料相談をすることができます。
不安に思っていることや、今後のことについて皆さまと一緒に考える機会にしたいと思っています。
無料相談ののち、もし興味を持たれた場合は、無料体験もしていただくことができます。その期間に、学びの森がお子さまにとって、本当に安心して学ぶことができる環境かを考えていただいています。
是非お気軽にお電話ください。
スタッフインタビュー②
Q. この学び場に込めている思い
いちスタッフである私が「この学校に込めている思い」を語るのは少し大仰ですが、「どういう思いを持ち日々生徒と関わっているか」と問われれば、「『不登校』という括りで括られた子どもたちに学習支援を届けようと思っているわけではなく、『目の前にいるひとりのひと』と一緒に学びの機会をつくりたいと思い関わっている」と今の私は答えます。
「社会人」という言葉で働く大人たちを一括りにしたとしても、人によって仕事内容や仕事に対する考え方、得意なこと不得意なこと……といったその他諸々のことが全く異なるように、「不登校」という言葉で一括りにされた奥にいる一人ひとりの子どもたちの個性や事情、これまでの経験や考え方、どんなことに心を震わせるかは、本当に人それぞれ。
一人ひとりのことを知り、そのひとがやりたいこと、やらなければならないことを話し合いながら、そして生徒とスタッフがお互いに納得しながら一緒に学んでいくことを大切にしています。
Q. この学び場に興味がある親子へのメッセージ
学びの森では、生徒一人ひとりが今いるところから学習を始めます。
目指す進路やその実現に向けてとる手段が一人ひとり違うため、学習方法や内容もそれぞれ違います。
開放感のある広い教室で、一人ひとりがそれぞれの学習に主体的に取り組む空間は、いわゆる「学校」とは全然違う印象を受けるのではないかと思います。
教室の中を見学し、実際に雰囲気を知っていただく機会を無料相談や1週間の体験で設けていますので、お気軽にお問い合わせください。