そう感じながら、子どもと向き合い続けていませんか。
家にいるわが子の様子を見て、
「今日は大丈夫そう」「またダメかもしれない」
と一喜一憂してしまう。
落ち着いて関わりたいのに、
親である自分の方が不安でいっぱいになってしまう──
そんな日々を過ごしていませんか。
また、不登校の子どもと関わる現場では、
緊張で固まる、
怒りが爆発する、
場に入れないといった反応に戸惑い、
「今の関わりで合っているのだろうか」
と迷い続けている方も多いかもしれません。
それでも、
子どもを追い詰めないように言葉を選び、
距離感を探り、
「今は安心が最優先」と考えて関わり続けてきたことでしょう。
うまくいかないと感じることがあっても、
それは努力が足りないからではありません。
「状態」を見分ける視点が、まだ言葉になっていなかっただけなのです。
本講座では、
約20年以上の臨床経験がある心療内科・精神科に勤務する臨床心理士の吉里恒昭先生から
「子どもの心と体を整えるポリヴェーガル理論」をもとに、
子どもの反応を
青(固まる)・赤(荒れる)・緑(ほっとする)
という「状態」として理解していきます。

『子どもの心と体を整える「ポリヴェーガル理論」入門』吉里恒昭(著)、日本実業出版社
この理論が力を持つのは、
不登校の回復が
「気持ち」や「意欲」ではなく、
神経系が安心を取り戻していくプロセスとして、
とても科学的で、そして驚くほどわかりやすく説明できるからです。
回復は、急がせたり、正しい行動を教え込むことで起きるのではありません。
十分に守られ、見守られ、
「今は動かなくていい」と身体が感じられたとき、
子どもは自然に次の一歩へと向かいます。
この講座を通して、
「見守ることには、ちゃんと意味がある」
「何もしていないように見えて、実は回復を支えている」
その価値が、理論として腑に落ちていきます。
それは同時に、
見守っている保護者が責められない世界、
教員や支援者が同じ見立てを共有できる世界にもつながっていきます。
誰かが焦らされ、誰かが孤立する支援ではなく、
関わる人みんなが、少し楽になる支援を身につけましょう。
・不登校のわが子の状態に一喜一憂してしまい、
落ち着いて関わりたいのに自分の不安が大きくなってしまう保護者の方
・「見守る」「待つ」を大切にしてきたものの、
この関わりで本当にいいのか確信が持てずにいる方
・不登校の子どもと関わる現場で、
固まる・荒れる・場に入れないといった反応への理解と判断軸を求めている教員・支援者の方
・理論や経験は積んできたけれど、
目の前の子どもへの関わりに一貫性が持てず、限界を感じている支援職の方
・子どもの行動を「問題」ではなく「心と身体のサイン」として読み取れるようになる
・今どの状態にいるのかを見立て、関わり方の判断軸を持てる
・緑モードを無理につくろうとせず、安心が育つ回復プロセスを理解できる
・子どもだけでなく、支援する大人自身の状態を整える視点が身につく
「この子は今、守るモードに入っているんだ」
そう理解できたとき、焦りは納得に変わります。
安心は、教えるものではなく、
ともに整えていくもの。
その第一歩を、この講座で一緒に踏み出してみませんか。
吉里 恒昭(よしざと つねあき)
安藤 さち子(あんどうさちこ)