子どもの突然の不登校。
親はどうしていいかわからず、相談先を探し回って、社会資源を片っ端からあたり…
それでも、なかなか「ここだ!」と思える場所に出会えず、親子ともにくたびれてしまうことがあります。
私自身もそんな経験をしました。
親の会は遠かったり、オンラインだけだったりで、地域に合う情報や仲間と出会える場が見つからない。
「ないなら、自分でやってみよう!」——そんな思いから、2019年1月にけいちくトイロを立ち上げました。
名前の「けいちくトイロ」は、活動拠点である京築(けいちく)地域と、
「十人十色」=一人ひとりが違っていいという思いを合わせたもの。
子どもも親も、それぞれの色を大切にしながら過ごせる場所でありたいという願いを込めています。
活動の目的は、学校や集団が苦手な親子の孤独感を軽くし、交流や情報交換の場を通して、
「みんな違って当たり前」「みんな違ってみんないい」 と思える社会を広げていくこと。
発足当初は苅田町立図書館で活動をスタート。
今は、行橋市男女共同参画センター「る~ぷる」研修室を拠点にしています。
主な活動
参加費は無料。助成金やご寄付を活用して運営しています。
運営メンバーは、子どもが現役不登校の親や、不登校を経験した元当事者など。
「できる人が・できる時に・できる事を」 を合言葉に、ゆるやかに活動しています。
子どもたちへのメッセージ
ここは、勉強をがんばらなくても、話したくなくても、ただそこにいるだけでいい場所です。
あなたのペースで大丈夫。安心できる仲間と一緒に、少しずつ色をつけていきましょう。
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