あおもりサニーヒル インタビュー
子ども(15歳女子)インタビュー
Q. 君にとって、この学び場ってどんな場所?
家以外の自分の居場所で自分のことをわかってくれる人がいる場所。はじめて心の底から本当に楽しいと思えた場所。学校みたいな規律が命じゃない楽に思える場所。
家以外の自分の居場所で自分のことをわかってくれる人がいる場所。はじめて心の底から本当に楽しいと思えた場所。学校みたいな規律が命じゃない楽に思える場所。
この学び場に興味がある子へのメッセージ
学校のような規律が命みたいなところにいるのが「疲れたな」「苦しいな」って思ってる人に「楽しい場所があるよ」って伝えたい。
子ども(12歳男子)インタビュー
Q. 君にとって、この学び場ってどんな場所?
サニーヒルは自分のペースで勉強したりできるところです。
疲れたら休んだり、勉強したい時はして、自由なので気が楽です。おやつも食べれていいと思いました。
この学び場に興味がある子へのメッセージ
サニーヒルはいいところです。自由に勉強したり休んだりできるので、疲れたりしている時は(この場所は)いいと思います。
保護者(高学年男子)インタビュー
Q. なぜこの学び場を選んだのですか?
休み時間に寂しそうにしていたりしているのが気になり、以前から調べていた当校に行ってみてはどうかということになりました。
Q. 不安は無かったですか?
悩み、こちらの心配事を丁寧に聞いていただき、気持ちが楽になりました。 基本的には自由に過ごすことができますので、あまり不安というものは感じたことはありませんでした。 また、ボランティアの方々には、勉強をかなりサポートしていただきました。
Q. どんな場面で子どもの成長を感じましたか?
登校させていただいた当初は、元気もなかったのですが、だんだんと自分を取り戻しつつあるようです。 野外活動であるトウモロコシ、ジャガイモ、大根などの畑作業のお手伝いも、リラックスになったと思います。
この学び場に興味がある保護者へのメッセージ
学校では色々なことがあると思います。困っていることがありましたら、一度相談されてはいかがでしょうか。
理事長:西川智香子さん
Q. この学び場に込めている思い
もともと娘が小学校5〜6年生の頃にイジメを経験し親子で苦しい時期を過ごしていました。相談したり、力になってくれる人が欲しかったし、学校には行けなくても同年代のお友達とコミュケーションが取れる場所があったら… と思ったものでした。
その後、県内でも子どものいじめ事件などが起きていたので、ここを立ち上げる時は「いじめから逃げれる場所を作ろう」という思いでスタートしたんです。
ですが、実際に子ども達が来るようになってから、子ども達が悩みを抱える背景にはいじめ以外にも様々な理由があるんだなと痛感しました。先生をはじめ周りの人とペースが合わない子、日常に生きづらさを感じている子、理由もわからず行けなくなっている子など、本当に様々な子がいました。
そのような数多くの出会いがあったからこそ、理由が何であったとしても、居場所を求める全ての子ども達にとっての家でも学校でもない第三の居場所として、ここを利用して頂ければなと思っています。
Q. この学び場に興味がある親子へのメッセージ
これまでフリースクールとは別に、NPOとして地域活性化のために結婚支援事業も行なっておりました。そんな中で、大人をサポートするだけではなく、地域みんなで子ども達を育て上げることが一番の地域育てであり、それが少子化や人口減少への対策となり、晩婚化や単身世帯を減らすことにも寄与できるのではないかと思うようになりました。
これから大人になっていく子どもたち、これから結婚して親になる人たち、子育てが不安な親御さんたちが安心して生活が出来る、そんな地域でありたい。
青森を元気にするために、いち住人として、親子で一緒にいじめ等の苦しかった時期を乗り越えたいち母親として、お役に立てたら嬉しいです。
顧問:坂本徹さん
Q. この学び場に興味がある親子へのメッセージ
長い道のりを歩くとき、スイスイの者もいればダラダラの者もいます。立ち止まったり、休憩したり、また駆け出したり。
上り坂では息がハアハア。
下り坂ではスピードが出すぎて転んじゃうことも…。
全員で歩調を合わせて歩く方が難しいですよね。
人生も同じです。学校のペースに合わせられなくなったとしても、決して異常なことではありません。
大人でも会社に行けなくなることだってあるんです。
そういう時は、焦らず、急がず、落ち着いて。
先ずは「自分のペース」を取り戻すことです。
サニーヒルは制約や強制のない自由な空間です。 ゆっくりと流れる時間に身を委ねて、疲れをとり、心を癒すことができます。
気さくなスタッフがとサポートしますから、安心してエネルギーを充電してください。
あなたはあなた…それでいいのです。