デモクラティックスクール にじのりずむ インタビュー
子ども(9歳女子)インタビュー
Q. 君にとって、この学び場ってどんな場所?
自由な好きなことが出来て楽しい!
この学び場に興味がある子へのメッセージ
とっても楽しくて好きなことが出来る学び場だと思うかどうかはあなた次第です!
子ども(10歳女子)インタビュー
Q. 君にとって、この学び場ってどんな場所?
自分が自由に遊べる場所。普通の学校だと色々制御されるからここ(にじのりずむ)だと自由に学んだり遊んだりできる場所!!
この学び場に興味がある子へのメッセージ
不登校とかで悩んでる子は絶対ココ(にじのりずむ)に来た方がいいと思う!!色んなことが出来るし、楽しいからいい!!!
保護者(娘9歳)インタビュー
Q. なぜこの学び場を選んだのですか?
娘が小学校2年生になって間もなく不登校になったことがキッカケです。
「納得がいかないルールが多い」「小学校には自由がない」など、学校に行きたくない理由はハッキリしていて、娘の様子からも今の公教育のスタイルそのものが合わないんだと感じていました。
娘には、学校に行きたいという気持ちがあったので、公教育以外の学校、娘の居場所になる場所を探してこの学び場を選びました。もともと私自身が、現在の公教育に疑問を抱いていたこと、そして、信頼できる知人が運営していたデモクラティックスクールだったことも、ここを選んだ理由のひとつです。
Q. 不安は無かったですか?
正直言って、不安しかなかったです(笑)
公教育に疑問を感じながらも、私自身が公教育しか知らず、このレールから外れたらどうなるんだろう…?という不安が凄くありました。
でも、それは、世間体を気にして、親としての責任やプレッシャーを感じている自分自身の問題だと気付いて、腹をくくることに決めました。不登校になって、「私が安心できるもの=娘にとってのベスト」ではないというのを痛感したからです。
公教育を選択していない親御さんやお子さんにも多く出会えて、なんとかなるんじゃないかな~と思えたことで不安は少しずつ消えていきました。まだ心配ではありますが、それはたぶんどんな学校に通っていても感じるだろう我が子に対する不安だと思います。
Q. どんな場面で子どもの成長を感じましたか?
子どもの成長を感じるのは、手のとどかないところで、娘が自分の世界が広げていることを感じるときです。
例えば、スクールにいるときの自分が知らない娘の様子を耳にしたときなど、「外ではそんな感じなんだ~」と新鮮で、良い意味で親の想像を超えてくるのが楽しいです。
私の目には見えないところで、子どもが成長しているのを感じています。
この学び場に興味がある保護者へのメッセージ
大事なのは「どんな教育を受けさせたいか」より、「その子が望んでいるのはどんな学びの場なのか」ということだと思います。
お子さんの気持ちを真ん中に置いて選んだことは、家族にとっての正解になるんじゃないかなと感じています。
保護者としての責任放棄のようですが、子どもへの信頼がないとできない、大人としてとても責任感を伴うものです。
また、デモクラティックスクールの理念で子どもと接していると、子どもに対して対等な関係になるので、子どもの考えを尊重するようになります。子どもと意見が合わないとケンカにもなりますが、自分の思い通りに子どもをコントロールしようとすることが、ぐっと減ります。すると、子育てがとてもラクになります。オススメです。
西村礼子さんインタビュー
Q. この学び場に込めている思い
にじのりずむでは、「信じて見守ること」を大切にしています。
以前、中学校で10年ほど教員を務めていた時、生徒から受けた忘れられない言葉がありました。
「先生、私たちのことをもっと信じてください」
学校が目指す子ども像に向けて、言われたことを忠実に行なっていたつもりでした。ただ、「ああしなさい」「こうしなさい」「これを覚えなさい」と言えば言うほど、生徒達との心の距離が離れていくんです。
一方で、何かいじめを受けたというわけでもなく、自分の意思で学校に通わないことを選び、希望の仕事に就いて幸せそうに生きる生徒もいました。
こういった言葉や出会いを通して、「私は学校で何をやっていたんだろう」と思うように。
にじのりずむでは、「全員」に同じように知識を与えて、「全員」が同じような成長をする手伝いはしていません。
プログラムを先に決めてそこに子どもを合わせるのではなくて、子ども達1人1人が自分で何をしたいのかを考え、自分で決めていける場所をつくっています。
そんな、子どもが自分と向き合って自分のペースで歩んでゆく力を信じて見守ることを、ここのスタッフの役目だと思って日々大切にしています。
Q. この学び場に興味がある親子へのメッセージ
ここを運営しながら言うのもなんですが、オルタナティブスクールが必要ない人もいると思います。
「どこ」に通うかよりも、子どもがイキイキ「生きていること」の方が大切だと思うんです。
進学校に通っていれば、周りからは「良い学校に行ったね!」と言われたり、褒められる事もあるかもしれません。けれど、その場所がその子にとって生きづらい場所ならどうでしょうか。
健康や命に代えてまで通うべき場所はありませんし、本人が心からその道を望んでいるかどうか、イキイキできる場所かどうかが大切だと思います。
保護者さんも、いろいろなプレッシャーがあるとは思いますが、周りからの目・世間の目よりも、子ども自身が笑顔でいること、イキイキしていることを大切にして頂きたいです。
「それはわかってるけど、なかなか出来ないんだよ」と悩んでいる保護者さんもいるかと思うので、ぜひ見学に来ていただければと思います。
一緒に、子どものことも自分自身のことも信頼していきませんか?